上智大学で12月1日に開かれたシンポジウム「女性のリーダーシップで社会を変える」に民主党の辻元清美衆院議員と蓮舫参院議員、自民党の野田聖子衆院議員がパネリストとして参加した。

 はじめに、「進む女性の政治参画」と題して、三浦まり上智大学法学部教授、戒能民江お茶の水女子大学名誉教授、弁護士の太田啓子氏、AERA編集長の浜田敬子氏より、それぞれ報告があった。三浦まり教授は「政治分野における男性の比率が高く、男性優位の政治・社会になっているのでは」と指摘。他の報告者も口をそろえて女性の政治進出・社会的地位の向上を訴えかけた。

 パネルディスカッションで蓮舫参院議員は、男性優位政治の中でどのような困難を乗り越えてきたのかという質問に対して、「DVの問題にしても、児童虐待にしても、男性議員は女子どもに問題があるのだろうとして片づけてしまう」と述べ、「女性議員が増えても、このような考え方は決して変わらない。重要なのは、男性も女性が感じている痛みをともに感じてくれるか、女性同士がスカートを踏み合わないようにできるか」だとして、「これが出来れば、男性も今の問題に敏感に反応できるようになっていくのでは」と続けた。

 辻元衆院議員は、女性の声をどう受け止めていくのかという質問に対して、「女性の様々な問題を解決していくことが日本の起爆剤となる」として、「困難を抱える女性の声を聴き、それを解決する政治にしていくことが日本を救う」と語った。

 女性のリーダーシップのあり方や将来の展望を熱く、そしてユーモアを交えながら語り合う女性議員たちの姿に、満員の会場からは笑いと拍手が起こり、盛況のうちに幕を閉じた。