政治改革国会改革推進本部・男女共同参画推進本部合同総会

 民主党は12日、「政治改革国会改革推進本部・男女共同参画推進本部合同総会」を国会内で開き、超党派議連で検討している「政治分野における男女共同参画推進法案(仮)等(通称・クオータ制法案)」について、超党派議連の会長を務める中川正春議員からヒアリングし、意見交換を行った。

 会議の冒頭、男女共同参画本部の本部長を務める神本美恵子副代表があいさつに立ち、「男女共同参画推進本部は、海江田代表時代の党改革創生会議から出された『男女共同参画の政党となるべし』との提言を受けて様々な取り組みをしてきた。特に政治分野でのポジティブアクションとしては『2020年に女性議員比率30%の道筋となる政党クオータ制の導入を含めた女性候補擁立方針の策定』がある。今日の提起は、超党派議連で議論された法案だが、男女共同参画推進本部長としては、ぜひこれを進める方向で議論してほしい」と述べた。

 中川議員によると、超党派議連で検討している案は、衆院議員選挙について、現行の小選挙区と比例区の重複立候補を前提に惜敗率で当選者を決めるという仕組みは維持しつつ、男性候補者と女性候補者の名簿登載方法を柔軟に変えられるようにすることで、当選者の男女比ができるだけ等しくなるようにする案だという。

 会議終了後、政治改革推進本部事務局長の黒岩宇洋衆院議員が記者団の取材に応じ、会議での意見交換では「ぜひ民主党の姿勢を示すものとして議論を進めよう」といった積極的な意見のほか、「男女比が同数となるような候補者の擁立ができるのか」「現職議員だけではなく、候補予定者として地域活動に取り組んでいる仲間の声を聞く機会も必要では」などの意見が出されたことを紹介した。その上で、党内で丁寧に議論を進めていくために、今後も意見交換を複数回行う考えを示した。

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