今だから流れを変えられる、と語る金子恵美候補

 福島1区の金子恵美候補は10日午後、福島市内の会場で「女性の集い」を開き、約200人の女性が金子候補の応援のために集まった。

 「かねこえみを応援する女性の会」代表の須田弘子は、「介護現場は厳しいのに追い打ちをかけるような報酬6%カット、そして要支援の切り捨て、いったい国は何を考えているのか」と政権の動きに怒りを表し、「福祉の現場を担っている金子さんを本気で応援し、ともに流れを変えていこう」と参加者に呼びかけた。

金子さんを再び国会へ送ってほしいと訴える神本副代表

金子さんを再び国会へ送ってほしいと訴える神本副代表

 党男女共同参画本部長の神本美恵子副代表は、「衆参国会議員の11%しか女性がいない。男性が89%だ。バランスが悪い。なぜそれが悪いかといえば政策が歪むからだ。なぜ政策が歪むのか。介護・子育て・教育、いわゆるケアが必要な労働に、家庭でも社会でも携わっているのは女性が多い。しかしその当事者である女性が政策決定の場に少ない。そのためにその思いを知らずに政策が作られることになる。要支援1・2を切り捨てる法案が堂々と通ってしまう。こういう場に金子さんのような議員がいれば政策の方向はこんなに歪まない」と述べ、参議院議員として1期、障害児教育や福祉政策に取り組んだ金子候補の国政復帰への期待を表した。

金子さんの勇気に感謝していると語る海江田代表

金子さんの勇気に感謝していると語る海江田代表

 海江田万里代表も選挙戦中2度目となる金子候補への応援に訪れ、「火事は最初の3分間というが、選挙は最後の3分間だ。これから皆さんが懸命になって地域を走り回って投票日を迎えてほしい」と参加者を激励。「今民主党は女性の議員が少なくなってしまった。神本さんと相談しながら女性の議員を増やすための方策をやってきたら、今回金子さんが名乗りをあげてくれた。その勇気に感謝をすると同時に、せっかく手を上げてくれたのだから必勝にむけてがんばってほしい」と激励した。

 金子候補は、「障害のある妹が私の政治の原点だ。参院議員の時に障害者制度改革推進会議というものを作った。これはとても民主党らしいものだ。当事者の声が届かなければ制度は良くならない。今の政治が当事者の声や国民の声を無視するから私たちの生活は苦しい。障害者でも女性でもそうだ。私はその当事者として声を届けてきた。この会議は、障害者がその場に参加して制度について議論するもの。野党の時代から準備してきて、民主党が政権を取ったらすぐにできた。障害者基本法が変わり、組織の名前は変わったが確実に何かを残した。よく民主党は何をやってきたのかという批判を聞くが、実際にきちんと結果を残し、苦しんでいる人たちのために実現したものがあることを皆さんには理解していただきたい」と民主党政権の実績を説明。

 今回の立候補については「私が決断をしなければ実際に経験した人たちの声が届かないと思った。考えたし、悩んだ。総額700億円もかかるこの選挙自体は間違っていると思い、その選挙で戦うのは口惜しい気がしたが、今だから流れを変えることができるかもしれない」と思いを語るとともに、「勇気を持って立ち上がったのは、民主党が私の考えをサポートするという言葉があったから。それが民主党らしさだと思う。当事者を助け、声を届ける民主党。生活者の一人として様々な課題を持っている人間だから、国政で働きなさいといってくれた民主党。そのことを強く訴えていきたい」と述べ、再度国政で働かせてほしいと声に力を込めた。

 会合の後は、海江田代表も出口に立って参加者一人一人と握手を交わしながら、金子候補への一層の後押しを呼びかけた。

参加者と握手を交わす海江田代表

参加者と握手を交わす海江田代表