【愛知7区】「健全な国会審議を取り戻すためにも負けるわけにはいかない」山尾候補

 愛知7区から立候補している山尾志桜里(やまお・しおり)候補は10日夜、尾張旭市の尾張旭文化会館ホールで決起集会を開いた。岡田克也代表代行が激励に訪れ、残る選挙戦に最後の力を振り絞って頑張っていくことを会場を埋めた約400人の聴衆とともに確認し、選挙戦勝利を力強く宣言した。

 大きな拍手で迎えられた山尾候補は、同日に特定秘密保護法が施行されたことに言及し、「本当に危機感を感じるのはこの施行と集団的自衛権の解釈改憲がセットになったことだ」と述べた。集団的自衛権の行使について自民党の議員は「使える要件は厳しい」「国民の権利を根底から覆すような明白な危険と判断した時だけ」などと説明するが、安倍総理がこの総選挙で大勝し今後の4年間を白紙委任された際には、集団的自衛権の行使に至る可能性は高くなり、さらに「明白な危険を判断した裏付けは何か」との国民の問いに、「それは特定秘密だから教えられない」ということになる危険性が高いと指摘した。

参加者と握手を交わし会場を後にする山尾候補

参加者と握手を交わし会場を後にする山尾候補

 この2年間の安倍総理の政治姿勢について、特定秘密保護法も国会での議論を遮るように数の横暴で強行採決し、集団的自衛権の解釈改憲については国会閉会後に国会議員の議論を封じたまま閣僚だけで閣議決定するなど、「自分とは違う意見に対して耳を貸さない政治を続けている」と語り、「だからこの選挙は負けるわけにはいかない」と表明。

 「世襲議員が多い自民党議員とは違い、普通の家庭に生まれ、どうしたら国民の役に立てるかという思いで活動する議員が多いのが民主党だ」とも述べ、「ぜひ民主党に力を貸してほしい」と求め、何としても勝ち抜くとの思いを表明した。

傲慢な安倍内閣にストップをと訴える岡田代表代行

傲慢な安倍内閣に歯止めをと訴える岡田代表代行

 岡田代表代行は「安倍総理が望むような方向にならないよう、この3日間で何とかして崩していかなければならない」と力説。自民党が300を超えて議席を獲得するとしている流れを何としても変えていきたいと語った。岡田代表代行は現時点でもすでに安倍内閣のごう慢さが透けて見えるとして、同日の安倍総理、菅官房長官が揃って東京をから遠く離れた地域で選挙遊説していることについて「日本の危機管理上考えられない」と指摘。「危機管理の要である官房長官が万が一にも東京を離れる際は、総理大臣が東京にいること、これは民主党政権を含め戦後の歴代内閣がやってきたことだ」として、「当落よりも国民の生命財産を守ること、危機管理は政治家の務めだ」と語った。「もし300議席を本当に獲得することになれば恐ろしいことが起こるだろう。国会での議論がないまま、国民の多くが議論不十分だと訴えても、安倍総理の思うがままに物事が決まっていくという民主主義とは程遠い状況が作り上げられていく」と危機感を示し、この流れを止めるために民主党に議席による力を与えてほしいと求めた。

選挙戦勝利に向けて参加者一同で一致結束を誓う

選挙戦勝利に向けて参加者一同で一致結束を誓う