郡和子宮城1区総支部長

 前衆院議員の郡和子・民主党宮城1区総支部長は27日午前、仙台駅西口前で海江田万里代表を迎えて街頭演説を行った。

 郡総支部長は、衆院解散後地域を回って集めた声として「年末の忙しい時に、しかも中小零細企業は経営が厳しい中、被災地では自立再建をしようと思っても原材料費などが上がって思うに任せない、諦めるしかないのか。なぜこの時期に解散なのか」と疑問の声が多く上がっていたと紹介。今回の選挙の意義として「『決められる政治』になったと胸を張る安倍政権はいまや『止められない政治』。それを改めさせる貴重な機会だ」と述べた。

 さらに郡総支部長は、先の臨時国会に安倍政権が提出し解散により廃案になった女性活躍法案についても空疎な法案だと批判。「世界で一番男性が長時間働かされている国である日本、女性も世界一家事や育児や介護を担って睡眠時間の少ない国だ。働く女性が増えてきたがその7割は非正規雇用だ。全ての女性が輝く、といいながら、労働法制改悪で非正規や派遣を増やし固定化して、格差を拡大させようというのでは、日本は貧困大国になってしまう」と訴えるとともに、「私たち民主党は、働く人たちが中心になり、安心して働ける環境と、賃金をあげて、医療・介護・環境・観光などで内需を増やし、地域の資源を生かし、全ての皆さんが主役になる政治に変えていきたい」と表明した。

 応援に駆けつけた海江田代表は、空を見上げて、「今日の仙台の空はまさに『雨過天晴(うかてんせい)』の青空だ。しかし日本の政治は青空が見えていない」として、これまでの安倍政権の2年間を思い起こしてほしいと語った。「皆さんの暮らし向きはいったいどうなったか。経済は『経国済民』という言葉で、もともとは民を救う政治という意味。しかし経済で民の生活を壊してきたのがアベノミクスだ」と批判。野党間の選挙協力が実現して、この宮城1区での野党統一候補となった郡総支部長への支援を呼びかけ、「国民の声に耳を傾けず、ただ自分の思い込みで、数の力で強引に推し進めようとする安倍政権に歯止めをかけよう」と力を込めて演説を終えた。

日本の政治に青空を、と海江田代表

日本の政治に青空を、と海江田代表